「地域圏フードシステムの構築をめざして」
(その4):都市食料政策をめぐる世界の議論
企画趣旨:
・ 近年国際的に、地域圏単位でフードシステムを見直し、再構築する動きが進んでいます。
とくに人口の多くが集中する都市圏への着目が、FAOのポジショニングペーパー(2009)、ミラノ都市食料協定(2015)、それと結びついたEUの都市における都市フードシステムの転換(2019)にみられます。
・ 本企画では、このような国際的な動きをフォローアップしながら、とくにフランスにおいて広く取り組まれ始めている地域圏フードシステムの確立を目指す「地域圏食料プロジェクト」(PAT)を取り上げ、日本での実行可能性を論じたいと考えます。
・ すべての人々への多様で、質の良い、安全で十分な食品の供給が実現できているか、それを実現する持続的なフードシステムを構築するには何が必要か、自治体のリーダーシップのもとに、地域圏のすべてのフードシステム関係者(専門職業者、自治体、消費者)の繋がりの強化し、関係者自らが議論し、その方策を探ることが必要とされているのではないでしょうか。
・ 研究会を連続して開催し、議論を重ね、検討の方向性と課題を明確にすることを目的としています。
また、研究会の議論は、季刊発行となる『農業と経済』秋号の特集企画に反映させたいと考えています。
・ 第4回は、再び目を世界に転じ、第1回に取り上げたフランスだけでなく、世界で進む都市食料政策づくりの動きを論じます。
開催日時: 7月14日(水)16:00~18:00
報告:
1. 世界で進む、都市食料政策の構築(仮)
(名古屋大学 立川雅司)
2. 持続可能な食農システムへの転換とガバナンスの再構築をめぐる国際動向
(京都大学 久野秀二)
コメンター:古沢広祐(國學院大)、上田遥(学振PD・名古屋大)
司会進行: 新山陽子(立命館大)
参加方法:参加費無料、以下のURLから参加申し込みをお願いします。
承認後、当日使用するZoom URLが届きます。
https://zoom.us/meeting/register/tJ0pc-GtqjkvEtd2sE8nk9sTnnNqmLDjgeCy
開催者:
再創刊(季刊)『農業と経済』秋号特集企画グループと一般社団法人フードシステム研究所・京都(新山陽子代表)の連携による開催
参考情報:新・季刊『農業と経済』夏号ご案内
https://www.eimei-information-design.com/nokei
英文サイトは
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